27Feb
2017年2月10日~13日の日程で
『第38回バギオ訪問交流の旅』に当クラブから、
坂本会員・笠原会員・平塚会員・平賀会員・梅澤会員と
海老澤の6名で参加いたしました。
私は今回で4回目の訪問となります。
シスター海野の墓参やカルロス寺岡農場での歓迎、
奨学生の家庭訪問等、バギオ訪問の一連の流れに
ようやく慣れてきました。
しかし今回の家庭訪問先は、過去3回に比べて
とても厳しい環境に暮らしているご家庭でした。
奨学生はソダ・ロチェルさん(12歳)中学2年生。
お祖父さん、ご両親、妹2人の6人家族で、
農業を営んでいらっしゃいました。
お家のある場所は、ジプニー(乗り合いバス)の通る道から大分奥に入り、更に数分谷へ降りて行った人里離れた所にありました。そのような場所から毎日学校へ通うことは、将来のために教育がいかに重要であるかを家族全員が理解しているのであろうと思います。我々の奉仕がこのように未来に繋がっており、良い活動になっていることを実感する訪問となりました。
最後に、奨学生からの感謝のスピーチをご紹介いたします。「バギオ基金のロータリアンの皆様、私はハイスクールの奨学生の一人でベニス・ポブレティンと申します。全ての奨学生に代わりまして、いつも私たちの心の中にある感謝の言葉を申し述べたいと思います。“有難うございます”という言葉が、私たちがスポンサーである皆様に差し上げることが出来るただ一つのものです。私たちは心の底から皆様の支援を有難く思っております。皆様は私たちの経済的な重荷を軽減し、それによって私たちが学校で一番大切なこと“学ぶこと”に専念することを可能にしてくださっています。皆様の寛大さが、私たちに他の人たちを助けるということも教えてくださっています。いつの日か皆様が私を助けてくださっているように、私も学生たちが目標を達成することを助けられるようになりたいと思います。皆様のお蔭で、私たちは立派な学生になろうと頑張ることが出来るのです。バギオ基金の皆様、本当にありがとうございます。」 (記:海老澤)